化粧水って何を選べばいいの？肌に合った化粧水の選び方

乾燥が気になる季節。春になっても保湿ケアは、きちんと行なっていきたいところですね。そんな保湿ケアに欠かせないアイテムが化粧水です。しかし化粧水と一言に言っても、かなりの種類があるため、どれを選べばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

化粧水を選ぶ時は、今の肌状態と理想の肌を考慮して選ぶことが大切です。肌の状態やなりたい肌によって選ぶべき化粧水が変わってくるからです。そこで今回は、どんな肌を目指したいのかという点に合わせて、化粧水の選び方についてご紹介していきます。

乾燥が気になる時は基本に沿ったケアを

冷たく乾燥した外気の中で過ごしていると、肌も乾燥性敏感肌に陥りやすくなります。特に今の時期や季節の変わり目は、環境の変化に対して肌が敏感に反応するので注意が必要です。その結果、化粧水の成分にも肌が敏感になることがあります。

今まで普通に使っていた化粧水なのに急にピリピリするといったこともあるのです。そんな時は、美白やエイジング目的での成果を含む化粧水を使用するのはストップしましょう。肌に水分を与えること、そして油分で水分の蒸発を防ぐことを目的にケアを行いましょう。

インバスケアを心がけよう

夜スキンケアを行う時は、基本的にお風呂上がりに行うと思います。中には、浴室から出て行ういわゆる「アウトバスケア」を行う方も多いのではないでしょうか。しかし浴室から出る際、体内の水分が一気に蒸発します。

お風呂上がりに顔が突っ張る感じがするのは、水分が蒸発して乾燥しているからです。そのため、お風呂上がりにスキンケアをするのであれば、インバスケアを心がけましょう。体内の水分が蒸発する前にケアをすることで、できるだけ肌の乾燥を最小限に抑えます。

顔だけでなく身体も同様です。浴室から出た時、一気に湯気が外へと流れていきますね。この際に身体の水分も蒸発します。浴室内でボディクリームなどを塗り、しっかり保湿してから浴室から出ることをおすすめします。

弾力のある肌を目指すならジェルタイプの化粧水

乾燥した肌よりも、潤いや弾力のある肌を目指したいところですね。そういった方は、ジェルタイプの化粧水を使用するのがおすすめです。ジェルタイプや比較的とろみのある化粧水は、肌の弾力を高める成分が含まれているものが多いです。

そういった化粧水は、海外で「水分クリーム」と言われることもあり、水分や弾力を与えてくれます。乾燥による小じわやほうれい線などが気になる方は、ジェルタイプの化粧水を検討してみるといいでしょう。

脂性肌の方はさっぱりとしたテクスチャの化粧水

脂性肌の方や乾燥が原因で皮脂が過剰分泌している場合は、化粧水選びにも注意が必要です。肌は、乾燥し過ぎると不足した水分を補うため、皮脂を過剰分泌します。これは、インナードライ肌といって、肌表面は皮脂があるけど内部は乾燥している状態です。

この状態を改善するためには、やはり保湿が大切なのですが、油分が多いものだと毛穴詰まりなどに繋がる可能性があるため、油分の少ないさっぱりとしたテクスチャの化粧水を使って保湿するようにしましょう。

透明感のある肌を目指すならビタミン成分配合の化粧水

肌の乾燥がひどくなると、肌のターンオーバーが乱れるため、肌に古い角質が蓄積されやすくなります。その結果、肌のくすみや黒ずみが気になるようになってきます。くすんだ肌を透明感のある明るい肌へと導きたいのであれば、ビタミン成分配合の化粧水がおすすめです。

ビタミン系には、くすみや黒ずみを改善へと導く美白効果があると言われています。さらに代謝を促進する作用があるため、浴びた紫外線を吸着させ排出するといった作用もあります。

他にも収れん効果といって、毛穴を引き締める作用があります。開いた毛穴を放置していると汚れなどが溜まりやすく、さまざまな肌トラブルを引き起こす要因になりかねません。スキンケアで毛穴を引き締めることを意識するといいでしょう。

美白系化粧水を使う際は、コットンを使うことをおすすめします。コットンに化粧水を染み込ませて、優しく拭き取る感覚で肌に馴染ませていきます。あまり強く擦ると、かえって肌にダメージを与えてしまうので注意が必要です。

まとめ

今回は、自分の肌の状態やなりたい肌に合った化粧水の選び方についてご紹介しました。化粧水を選ぶ時は、自分の肌質や現在の肌状態、そしてなりたい肌に合わせて選ぶことが大切です。乾燥する時期や季節の変わり目によって、ずっと使っていた化粧水が合わなくなることもあります。

また保湿は、肌のバリア機能を高める上でも欠かせません。今回紹介した化粧水の選び方を参考に、今の自分の肌に合った化粧水を見つけましょう。そうすることで、乾燥や肌荒れといった肌の悩みを改善し、理想の肌へと近づけることができるはずです。

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