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少量のお酒は体に良いは嘘!?飲み会の季節に気をつけたいポイント

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作成:2019/12/12更新:2019/12/12

12月ももうすぐ折り返し地点。忘年会シーズンですね。会社や友達同士など忘年会の予定が入ることも増えてきたのではないでしょうか。

これからの季節に注意したいのが「お酒の飲み過ぎ」ですよね。今の時期、つい飲み過ぎてしまいますから、健康で年末年始を迎えるためにもお酒の摂取量には注意しましょう。

しかしお酒って少量なら体に良いという話をよく耳にしませんか? 実は、少量でも悪影響を及ぼすという報告があるのです。

お酒は200以上の病気・障害の原因になる

お酒の飲み過ぎが体に良くないことは、みなさんもご存知だと思います。大量飲酒は、肝臓に悪影響を及ぼすだけでなく、各臓器のがんや膵炎、心臓病、脳血管障害、認知症など、さまざまな疾患のリスクを高めます。

WHO(世界保健機関)によると、飲酒が原因となる病気・障害は200以上もあると言われています。実際、全世界で飲酒によって330万人が亡くなっているとか。

これは、男性の死亡の7.6%、女性の死亡の4%に相当すると言われています。

少量の飲酒は体に良い?

大量飲酒が体に悪いというのは周知の事実なのですが、逆に少量の飲酒なら健康に良いという話があります。これって本当なのでしょうか。

「Jカーブ効果」という言葉をご存知でしょうか。横軸に飲酒量、縦軸に死亡率をプロットした時、大量飲酒では死亡率が高く、飲酒量が減るにつれて死亡率が下がり、飲酒量がゼロだとまた死亡率が上がるというものです。

またアルコールには、善玉コレステロールを増やすと言われており、血小板機能を抑制することで血栓形成を予防する効果があると言われていることから少量飲酒は体に良いとされているのです。

少量飲酒でも健康に害があるという報告が増えている

少量の飲酒であれば、健康に良いと信じられてきましたが、実は少量でも健康に害があるという報告が増えています。最近の調査によると、「健康上の害を最小にするアルコールの消費量はゼロ」という結果が出たとか。

つまり先ほどの「Jカーブ効果」はないということになります。お酒を少ししか飲んでいないからといって、健康上のリスクが減るわけではないのです。

まとめ

これからの季節、お酒を飲む機会が増えると思いますが、きちんと自制して飲酒量をコントロールするようにしましょう。飲酒量が多かろうと少なかろうと、健康面のリスクはあります。

飲み会・忘年会がある時は飲み過ぎに気をつけて、何もない時は休肝日を設けましょう。

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灯-mawali編集部

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