人の良いところを見つけることって大切だなという話
ここ最近では、ネット上の誹謗中傷などがよく話題に挙がりますよね。会ったことも見たこともない誰かに対して暴言を吐いたり、ありもしないことを言って広めたり……。
SNSが浸透して便利になった一方で、本当に平和じゃないなぁと感じることも多々あります。そもそもネット上の誹謗中傷って不毛というか、生産性がないですよね。
人の粗探しとか傷つけるとか、そういうことに時間や労力を使うよりも、人の良いところを見つけることが何よりも大切だと思います。今回は、そういう話です。
自分の良いところを言えますか?
日本人って謙虚な民族性を持っていますよね。誰かに褒められても「そんなことないです〜」と素直に受け止められないことって、みなさんも多いのではないでしょうか。
そういう民族性ゆえに自分の良いところを言ってくださいと言われると、困ってしまう人も多いです。だから就活の自己PRが苦手な人も多いですよね。
だけど自分のことって自分が一番分かっているはずですよね。知らない自分を気づかせてくれるのは周りの人かもしれませんが、自分のことを分かっているのは、何よりも自分です。
人の良いところを言えますか?
褒められるのが苦手な人は、大体人を褒めるのも苦手です。逆に人に褒められた時に「自分にはそういう良い面もあるんだな」と素直に受け止められる人は、人の良いところにも気が付きやすくなります。
素直に受け止められる人は、自分とちゃんと向き合えているということですから、人と接する時もちゃんと向き合うようになるわけです。そうすると相手の良いところや悪いところに気が付きやすくなります。
悪いところを悪いとだけ捉えない
人の悪いところに気がついた時、嫌だなとか合わないなと思うでしょう。それがあなたの価値観であり考え方なので否定することはしません。ただ少し考え方を変えてみれば、嫌な気持ちになることもなくなります。
例えば、「注意力散漫」な人っていますよね。これって言い方を変えると「好奇心旺盛」とも捉えられます。いろんなことに興味関心が湧きやすい人なんだなと思えるはず。
このように短所を長所に置き換えることをリフレーミングと言います。このリフレーミングを身に着けると、自分自身や他人のダメだと思っていることは考え方一つで変わると考えられるようになり、良い部分を見つけやすくなります。
まとめ
自分の中で「こういうところダメだな〜」と思うことがあれば、リフレーミングをしてポジティブな見方に変換してみてください。慣れると自己肯定力の向上にも繋がります。
また人に対しても同様にネガティブに感じるところがあれば、ポジティブな見方に変換してみましょう。相手の良いところに気づくことができれば、あとはそれを実際に伝えてみてください。
そうすることで、それまで想像もしなかったような良好な関係が築けるようになることもあります。人の良いところを見つけ、その部分を褒めることでヘルシーな日々を過ごすことができるようになるはずです。
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