失って気づく大切さ……あなたは別れたから何に気づいた?
付き合いたての頃って、好きの気持ちや思いやりで溢れていたものですよね。しかし付き合いが長くなるほど、慣れてしまって当たり前じゃないことが当たり前に感じてしまいます。
そういったことがきっかけとなって別れに発展することもあります。「あの時、ああしておけばもっと上手に付き合えたかも」なんて後悔することもあるでしょう。
では、大切な存在を失ってから気づくことってどんなことがあるのでしょうか?
大きな安心感があった
つい言ってしまうわがままも、ぶつけてしまう怒りも、それって相手のことを心の底から信頼していたからではないでしょうか。そこには、確かな安心があったから、本当の自分をさらけ出すことができたわけですね。
長く付き合うと、徐々にマンネリ化して刺激を欲してしまいます。でもいざ別れても、自分が望む刺激なんて簡単には手に入らなくて、あの頃の安心がいかに大切で尊いものだったか、別れてから思い知らされます。
誰よりも一番優しかった
付き合っている時は、優柔不断な性格や女々しさが嫌だったという人もいると思います。でもその優柔不断や女々しさも、見方を変えると彼の優しさだったんですよね。
自分の幸せよりも相手の幸せを最優先にしてきたからこそ、自分の意志や考えが見えづらかったのかもしれません。何よりも相手の気持ちやしたいことを尊重していてくれたのでしょう。
まわりの目ばかり気にしていた
幸せには形がないからこそ、周りと比べて幸せの形や大きさを測ろうとしてしまうことってありますよね。「友達はいろんなところに連れていってもらっていいな」とか「かっこいい仕事をしていていいな」とか……。
でもそれって比べるものではないんですよね。彼には彼のいいところがたくさんあったはずです。小さくても確かにそこには幸せがあったのではないでしょうか。
まとめ
人間、慣れてきた頃が一番怖いんですよね。当たり前じゃないものが当たり前に感じてしまうから。人間の順能力の高さは、時に恐怖さえ感じます。
付き合いたての頃は、会えるだけで、LINEの返事が来るだけで、電話で声を聞けるだけで、たったそれだけで大きな幸せや喜びを感じていたと思います。
でも何度も会ううちに、会えるのが当たり前になって、LINEの返事が来るのも当たり前になって、電話で声を聞けるのも当たり前になっていきます。
だけど、全部当たり前じゃなかったんだなって、いつでも別れてから気づくんですよね。
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