肌の酸化と糖化って何？それぞれの意味を知って老化を阻止！

みなさん、肌の「酸化」や「糖化」ってご存知ですか？　簡単に説明すると、酸化は「肌をサビさせる」ことで、糖化は「肌をコゲさせる」ことを指します。

言わずもがな、酸化も糖化も肌には良くないわけですが、具体的にそれぞれがどういったものなのかわからない方もいると思います。そこで今回は、肌の「酸化」と「糖化」についてお話していきたいと思います。

肌の「酸化」と「糖化」について

▼肌の酸化
活性酸素が肌の細胞にダメージを与えることにより、肌荒れやしわ、たるみといった肌の老化を早めます。これを「酸化」や「肌がサビる」と言います。

活性酸素から肌を守るためにメラニンが作られ、シミなどの原因になる可能性もあります。活性酸素は、紫外線や大気汚染といった外的刺激や喫煙、ストレスなどによって発生します。

活性酸素の怖いところは、肌だけではなく身体全体に悪影響を及ぼすこと。最悪の場合、動脈硬化や心筋梗塞、がんといった病気の原因になることもあります。

▼肌の糖化
体内にあるタンパク質が糖化と結びくことで、「AGE」が作られます。このAGEによって、シミやくすみ、肌の弾力低下といった老化を促進させます。

では、これらの肌の酸化や糖化を抑えるためには、どのような対策ができるのでしょうか。

紫外線対策を行う

肌老化の原因として、およそ8割が紫外線によるものと言われています。そのため、若々しい肌をキープするためにも、紫外線対策は何よりも重要というわけです。

活性酸素は、紫外線が肌にあたることでも発生します。日中、外出する際は、必ず日焼け止めを塗るようにしてください。特に抗酸化作用のある日焼け止めがおすすめです。

さらに細かい説明は割愛しますが、紫外線を浴びることで「糖化カルボニル化」という現象が起こります。これによって肌の黄ぐすみを引き起こします。

日焼け止めやUVカット効果のあるグッズを使って、しっかりと紫外線予防するようにしましょう。

食事で対策する

食事から酸化・糖化対策を行うことも可能です。食材の中には、抗酸化作用があるものもあります。ビタミンCやビタミンE、ポリフェノール、β-カロテンなど、抗酸化作用のある食材を使った食事を摂るのがおすすめです。

抗糖化対策としては、甘いお菓子や清涼飲料水の摂取を控えることで、AGEの過剰生成を抑えることができます。食事をする際も、「ベジタブルファースト(野菜を最初に食べること)」を意識することで、糖質の吸収を抑えてくれます。

まとめ

今回は、肌老化の原因である酸化と糖化についてお話しました。酸化や糖化から肌を守るためには、紫外線対策が非常に大切です。抗酸化作用のある日焼け止めなどを使って対策しましょう。

また普段の食事を見直すことで、酸化や糖化の対策に繋がります。抗酸化作用のある食材を摂取する、ベジタブルファーストで食事をするなどして対策していきましょう。

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